2017年9月15日金曜日

夏の思い出①

先日、鹿児島から神戸空港についた瞬間、確実に秋を感じました。
もうすっかり秋なのに、まだまだ足を夏に突っ込んだまま抜けれなくて苦しいので、こちらで自分なりに消化したいと思います。


夏休みは、屋久島に行って縄文杉まで拝んできました。
一番のハイライト、縄文杉様の写真を一枚目にどうぞ。
実は、屋久島行きは、ノリというか屋久島に行ければ楽しいだろうな程度の気持ちでした。(旅行は計画的に)
でも、いざ行ってみると楽しそうな事がいっぱい。行きのフェリーの中で妄想が妄想を呼び、べた凪であんまり揺れないフェリーの力強いアシストと共に、私達の屋久島滞在プランの内容がほぼ90%出来上がってしまいました。



フェリーはお昼に屋久島に到着、そこからまず「千尋の滝」へ。
ジブリにどっぷりの私たちなのでもちろん、これを「ちひろの滝」と読んでいたのですが、実際は「せんぴろの滝」というらしいです。
写真では実際のダイナミックさが、100万分の1ほどにしか伝えられません。
距離はあんまりないですが、結構な坂をひたすら登ります、道は普通のアスファルトなので登りやすいですが、面白さには少し欠けます。
私たちは登り1時間程(途中重いリュックは木陰に置いて行きました)、展望台で眺めて、駐車場にある小さな商店でコーラを一気飲みして、下りは35分ほどでした。

ちなみにこの千尋の滝の守り神が、白竜(ハクリュウ)というらしいです!まさに千と千尋の神隠し!


滝の後は、近くの尾之間温泉でさっぱりして、バス通りから見えるモッチョム岳が綺麗。
空が広くて、高い岳に囲まれた屋久島の集落はどこも雰囲気がとても良かったです。

宿は、安房で、次の日は朝4:30頃に起きて縄文杉まで行くので、早めに寝ました。
安房の川沿いの景色も良かったー。



早朝の安房は、見渡す限り真っ暗で、今回の旅で唯一懐中電灯必要ポイントでした。
お弁当屋さんで注文していた、朝とお昼分のお弁当を受け取ります。
6:30頃登山スタート地点に到着、トイレに行って朝ご飯(弁当)を食べて準備運動をして、6:50出発。


 トロッコ道を2時間半ぐらいひたすら歩いて、やっと山道の入口に到着します。
ここからが本番です、いままでの2h半なんてただの助走です。昨日の千尋の滝がホップで、トロッコ道がステップで、ここからがジャンプです。
山道は想像していたよりもキツくて、いつのまに私は兵士になったんだろうと思いました。もちろん途中休憩も入れながら、リュックに入れててペタンコになってしまったお握り食べたり、湧き水があって水分も補給しながら、よっこらしょどっこらしょ。年配の方も多くて、こんな大きな岩、足あがりますか?大丈夫ですか?って人の心配できる心の余裕があって安心。お杉様には入隊してから約2時間ほどで到着しました。

デッキからお杉を眺めるのですが、結構混雑しますので、私たちはもう少し登って人のあんまりいないところで、しっとりひっそりお弁当を食べました。
登りきって疲れ果てて食べる誰かが作ってくれたお弁当の美味しい事。
海老フライのしっぽが元気過ぎて(もちろん死んでる)、ほっぺたの内側にささって、イタタタッ!!てなって人がいない事をいいことに大声で大爆笑しました。ナチュラルハイですね。
山道の下りは慎重に。みたことないぐらい小さな幅の急な階段を降りますので。
そして山道を終えるとまた一生続くトロッコ道です、ここはペースあげて進みました。
最終的に私たちは最初のスタート地点に9時間ピッタリで生還しました。





縄文杉トレッキングは、往復で19キロ歩きます。標高600mぐらいからスタートして、最後の縄文杉辺りは1300mぐらいらしいです。
その道中には、たくさんの見所があり、自然は偉大で、ワイルドとはこういう事を言うんだって改めて感じれる、途中本当にキツく苦しいですが、でもその中には体験しないと味わえない素敵な感動がちりばめられていました。
それに、道中で知ったのですが(予備知識0で入山してます)、ほんの50年前までこんな険しい大自然の中に集落があり人が生活していたなんて信じられない事実です。

縄文杉って最終的にまた行きたいと思わせるなんとも憎いヤツです。
次行くなら山の中で寝泊まりしたいなどと思ってしまっているのでもうドップリです。












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